横に生えて埋まっていた左下の親知らずを抜いた。親知らずなんて抜かずに済むなら放置したいが、白い部分が見えてきてたまに腫れるようになってしまい、近所の歯医者にいったら、定期的に腫れるのはしょうがない、気になるなら抜くしかない、ってことで抜くことにした。

その歯医者から土日祝日OK、ウェブ予約OKの親知らず専門の歯科医を紹介してもらった12のだが、想像以上にすごかった。横に生えてほとんど埋まっていて、切開→割る→抜く&吸う→縫合、という手順がものの数分で終わってしまった。10年以上前に、同様に横に生えて埋まっていた右下の親知らずを抜いた時は多分20分以上はかかってちょっとした地獄で、似たようなことになると覚悟していた臨んだので、ちょっとびっくり。

いや、専門医ってすごいねって話。もちろん普通に腫れたし抜糸した今も痛い。やっぱり親知らずは放置できるならその方がいい。

ついでに、親知らずの由来とか

親知らずは正式には「第三大臼歯」という。親知らずの由来はいくつか説があるそうで、生えてくる頃には(昔は)親が死んでいることが多いから説、あるいはその頃には親離れして自立しているから説、など。進化の過程で顎の発達を昔ほど必要としなくなった結果顎が小さくなり、第三大臼歯が生えてくるスペースがなくなってきている。あと数百年もすれば、そもそも第三大臼歯自体がなくなる可能性もあるとか。

ちなみに英語ではwisdom tooth。知恵や経験を身につけている頃、知恵を持ち始める年齢に生えてくるから、が由来らしい。


  1. 正確には、近所の抜歯を行える大学病院と、親知らず専門医を紹介してもらった。専門医を強く推薦されたわけではない ↩︎

  2. 自分が行ったのは日比谷にある専門医 ↩︎