トヨタカローラの価格を平均年収で割った値を「カローラ価格指数」と言うらしい。カローラが大衆車の地位を獲得した高度経済成長期が0.3前後、今は0.5とか。アメリカはカローラの価格とともに賃金も上がっているため、0.3台を維持している。
という記事1の中で、パブリカがさらっと紹介されていた。画像はWikipediaより。

1st generation Toyota_Publica Deluxe Model UP10D (1963 - 1966)
パブリカは世界「失敗」製品図鑑という書籍の第20章で紹介されていた。国民大衆車を目指し1955年に開発に着手。しかし時代は高度経済成長。発売開始の1961年までに顧客のニーズがすっかり様変わりしてしまい、格安車のニーズがなく、ほとんど売れなかった。このパブリカからワンランク上の大衆車の構想が生まれ、カローラの発売に繋がったことが紹介されている。