ユニットエコノミクスとは、顧客1人あたりの採算性を示す指標のこと。起業の失敗大全1よりメモ

LTV/CAC比率

LTV(Life Time Value: 顧客生涯価値)は、顧客と企業との関係が続く間に得られる粗利益の現在価値に等しい。CAC(Customer Acquisition Cost: 顧客獲得コスト)は典型的な顧客を獲得するために発生する、平均的なマーケティングコスト。LTV/CAC比が1.0未満ということは、顧客獲得のコストをカバーする利益が得られていないということ。スタートアップ企業はLTV/CAC比3.0以上を目標とするのが一般的と言われる2

CACのコホート分析

特定の特徴や機関に基づいたグループ=コホートごとの行動や成果を分析、事業の傾向や問題点、顧客行動の変化を発見することができる。

表1: コホート別顧客獲得コストの推移

表1: コホート別顧客獲得コストの推移

例えば上記のようにCACが増加している場合は、飽和状態の兆候かもしれないし、別のマーケティングを試す機会かもしれないし、競合が登場しつつあるのかもしれない。

表2: コホート別有料へのコンバージョン推移

表2: コホート別有料へのコンバージョン推移

上記の例だと、2025/4では、3か月の使用で6.8%が有料プランに移行しているが、2025/9だと同じ3か月の使用で3.1%に落ちている。これは市場が飽和しているのかもしれないし、単にユーザー満足度が落ちているからかもしれない。


  1. 起業の失敗大全――スタートアップの成否を決める6つのパターン (Amazon↩︎

  2. https://www.wallstreetprep.com/knowledge/ltv-cac-ratio/ ↩︎