まだまだルートリポジトリの名前がmasterのままのプロダクトも多く、手元の環境ではmainとmaster入り混じっている。エイリアス貼るなり何なりすればいいんだけど。
日本で暮らしていると、こうした単語選択には悪い意味で鈍感になりがち。Inclusive Naming Initiative(INI)の単語リストをたまに見るけど、このメモを書いている時点ではアクセスできなくなっていた。雑に調べた感じ、活動を停止したというニュースは特に見つからず。
INIはオープンソースプロジェクトや企業が、インクルーシブな言葉、つまり差別的だったり排他的ではない言葉を選択するためのガイドラインやリソースを提供するプロジェクトで、Linux Foundationなどが参画している。インクルーシブはそのまま包括的とか包摂的と訳されるらしい。
サイトにアクセスできないので、こちらに単語リストを転記。サイトにはなぜ該当の単語がインクルーシブではないかも記述されている。本来はそれが大事なのだけれど。
Tier1: 必ず置き換えるべき単語
- abort
- blackhat-whitehat
- cripple
- grandfathered
- master
- master-slave
- tribe
- whitelist
Tier2: 可能な限りは置き換えるべき単語
- sanity-check
Tier3: 置き換えを検討すべき単語
- blast-radius
- Evangelist
- hallucinate
- man-hour
- man-in-the-middle
- segregate