ホーナー解任のニュースは久々に"Breaking"らしい"Breaking"だった。Xで引用されている写真はなかなかいい写真だと思う1。元女性社員による不適切行為の告発があった頃からホーナー解任の噂は大なり小なりあったけど、このタイミングってのは予想してなかった。
タイミングはさておき、解任理由は成績不振だろう。ペレスの契約延長やローソンとの契約、マシンの方向性など、責任者として取るべき責任を取る必要はあった。
いくつかのメディアが、これまでホーナーを庇護してきたChalerm Yoovidhyaが、保有していたレッドブルの株2%を信託に移した=個人所有ではなくなったことも原因ではないか、と報じている。
However, documents filed in Austria in May show Chalerm transferred his Red Bull stake into a trust, a change that was a key factor in Red Bull’s ability to remove Horner from his position, claimed a person who knows Horner and the Mateschitz family.
The humbling of Christian Horner: how F1’s scrappy fighter ran out of road
本当にこの解任に影響しているかはわからないが、株主構成が変わることで、経営方針に明に影響が出るのはいかにも欧米の企業らしい。FTのこの"ran out of road"ってタイトル、「道が尽きた」と同時に「道を踏み外した」も示唆しているのかなんなのか。
まだホーナーはF1業界で見ることになるとして、メルセデスやフェラーリ移籍の噂が実現したら面白くはある。メルセデスならワンチャンまたフェルスタッペンと組むとかならさらに面白い。それこそ株主意向であり得ない話だと思うけど。
ところでホーナーから引き継ぐローラン・メーキス、いけおじ過ぎる… 角田もこの人とちゃんと結果出せたらなぁ。
A long and storied journey 📖
— Formula 1 (@F1) July 9, 2025
Laurent Mekies becomes Red Bull CEO with a wealth of motorsport experience behind him 👨💻#F1 @redbullracing pic.twitter.com/Ui1HbWFklz