Markdownの画像表示 ![alt](<url>) は限りなくシンプルで、alt属性以外を変えようとする場合は、直接HTMLタグを書く、というのがセオリーとなっている。例えば画像サイズなんかはすぐに調整したくなるパラメーターの1つだと思うけど、Markdownではサポートされていないため、<image> タグか、sytle 属性に直接 widthheight を指定する1

Markdownのシンプルな思想は素敵だが、このように実用では機能が足りないので、各種サービスは独自に拡張するか、別の記法を導入している。

Obsidian

Obsidianはファイル埋め込みが画像も対応しており、画像サイズなども指定できる2。Wikiの記法を参考にしたと明記されている3

![[Engelbart.jpg|100x145]]

Zettlr

ZettlrはいくつかのMarkdown方言に対応している4。例えば、pandocの記法を流用して画像サイズを指定することが可能5

![alt](file.jpg){ width=50% }

Hugo

Hugoは figure というShortcodeを標準で用意している6

{{< figure
  src="/images/examples/zion-national-park.jpg"
  alt="A photograph of Zion National Park"
  link="https://www.nps.gov/zion/index.htm"
  caption="Zion National Park"
  class="ma0 w-75"
>}}

classにはおそらくTachyonsの記法を設定している。ma0はmargin 0、w-75はwidth 75%ってことかな。

当サイトはimageという独自のShortcodeを使っている。昨日、Shortcodeと脚注を組み合わせるメモを書いたのは、画像のキャプションに脚注を付けたくなることが多いための対応だった。

知人に共有するため、Githubに上げた。