リキッド消費とは、「モノを所有する」のではなく「モノやサービスを流動的に利用・体験する」消費スタイルのことを指す。比較的最近出てきた概念で、主にマーケティングや消費行動の文脈で使われる。
サブスクリプションサービスの普及やシェアリングエコノミーの拡大により、人々の価値観が変化している。モノよりも体験に価値が置かれ、必要な時にその価値にアクセスする消費行動を、流動的(=リキッド)な消費と表現している。
なお、従来の消費活動は、リキッド消費と対応してソリッド消費などと呼ばれる。
日経新聞にもいくつかリキッド消費を紹介する記事がある。
Luup1は非常に分かりやすい、リキッド消費の事例だと思う。
- 所有コストの回避
- 所有リスクの低減
- 柔軟な利用
- 体験の消費
- サステナビリティ
自分は自転車を所有するまでは便利に利用していた。今も、目的地周辺が明らかに駐輪場がなさそうだったり、電車が止まった時などで、便利に利用している。
デジタル化によって即時的かつ柔軟な利用体験が提供でき、かつシェアリングエコノミーの浸透が、リキッド消費という消費行動を支えているのだろう。
電動キックボード、電動アシスト自転車などのマイクロモビリティのシェアリングサービス > LUUP(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ | Luup(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ ↩︎


