2025年の全レースが終了。最終戦までもつれたドライバーズチャンピオンはノリスに決定した。

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World Champion, F1 2025

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レッドブルの2026年ドライバーラインナップの発表

感想の前に…

大方の予想通り、2026年のレッドブルのフェルスタッペンのパートナーはハジャーで、角田はリザーブであることが先週火曜の夜中に発表された2。レーシングブルズにはF2からリンドブラッドが昇格する。

個人的には、今年のF2でのリッドブラッドの成績や走りを見ている限り、もう少しF2でトップ争いの経験をした方がいい気もする。レッドブルからの発表の通り、レーシングブルズには若手を乗せる、というDNAに従うなら、レーシングブルズのリザーブで、SUPER FORMULAの今シーズンチャンピオン岩佐はダメだったのだろうか。ただ、今年ルーキートップのアントネッリも、2024年のF2ドライバーラインキングは6位だったし、獲得ポイントはあまり関係ないのかもしれない。ぜひ来年も、レーシングブルズにはローソンとのコンビでダークホースとなってもらいたい。

改めて来年のドライバーラインナップを見ると

  • 去るのは角田のみ
  • 新人はリンドブラッドのみ
  • キャデラック参入。ボッタスとペレスが復帰

と、2024から2025年の変換に比べると、落ち着いたものとなった。

予選

練習走行ではマクラーレンが1歩出ているようにも見えていたが、ポールポジションはフェルスタッペン。ラッセルやルクレールも速そうなので、本線でのドライバーズチャンピオン争いはより白熱が期待できるスターティンググリッドとなった。

角田は11位と0.007秒差、ギリギリのトラックリミット死守3という豪運でQ3進出を果たし、フェルスタッペンにトウを与える。ただ、フェルスタッペンはトウのない2回目のアタックの方が速かったので、フェルスタッペンがとにかくすごかった、という結論。

本線

振り返れば非常にクリーンなレース。あえて上げるなら、1周目のターン9でピアストリのオーバーテイクと、ノリスvs角田のシーンくらい。世界中のレッドブルファンがルクレールを本気で応援していたと思うけど、今年のフェラーリを象徴するようなペースの伸びの悪さ。

最後までチャンピオンを諦めなかった2人に拍手

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良い戦いだった

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