書籍リミナルスペース(メモ) で、Cool 3D WorldのBGMを以下のように表現しており、そこで エレベーター・ミュージック という言い方を知った。

短編作品のBGMも、エレベーターミュージック*とハードロックの不協和音の間のような、とても奇妙なものだ

* 訳註 エレベーターや店内など、公共の場や商業施設で流されるような穏やかで控えめなインストゥルメンタル音楽。転じて、平凡で特に印象の残らない音楽という意味で使われることもある。

第4章 新たな視点 / 出現 (p145)

いくつか作品を見てみたけど、まるで分からん…

ところで、エレベーターで音楽って流れてるもんだっけ? と思って気になって調べたところ、かつて海外ではエレベーターにBGMを配信する専業ビジネスがあったらしい。特にMUZAKと言う会社が有名で1、MUZAKと言う会社名あるいはブランド名がそのままエレベーター・ミュージックを指すこともあるとか。日本だとUSENのBGM特化版みたいな感じだろうか。

沈黙が気まずいという文化的な背景がMUZAKなどのBGM配信ビジネスとマッチしたのでは、という説もあるが、今は商業施設のエレベーターでもBGMを流さないことも一般的であり、単に技術的な流行りとマーケティングの結果だろう、という説の方が合っていそう。なおMUSAKは2009年にチャプター11を申請し、2011年にMood Mediaに買収され、MUZAKのブランド名は廃止された。

全然エレベーター・ミュージックの話じゃないけど、大昔の学生の頃、たまたまスーパーマーケットに流れていた曲がとてもかっこよくて、当時質の悪いガラケーの録音機能を駆使しつつ、この手のインストに詳しい人に聞いてなんとか調べたことがある。森の「BOSQUE INMENSO」という曲だった。

今はShazamをスマホに入れておけばすぐに調べられる時代